御代田のおまつりは、
迫力ある奇祭、歴史ある伝統行事、福祉の輪を広げるハートフルなものまで多彩。
小さな町だからできる素敵なおまつりばかりです♪
龍神まつりRyu-Jin Matsuri
御代田で一番大きなイベント「龍神まつり」。45m日本一の長さを誇る雄龍「甲賀三郎」と、雌龍「舞姫」の夫婦愛に満ちた民話を題材にした迫力あるお祭りです。甲賀三郎にゆかりのある真楽寺にて開眼式を執り行い、厳かな雰囲気の中でお祭りはスタート。若い男衆が三郎を、女衆が舞姫をそれぞれ担ぎ、1日中町内を練り歩く姿はまさに圧巻です。真剣な男女の担ぎ手の様と、口から炎を吹く御代田の守り神が舞う姿は一見の価値あり!龍の前で行く手を誘う、金と赤の宝珠は縁起ものとされ、触ると幸せになれるというジンクスも。御代田が一体となるまさに奇祭と呼ぶに相応しいお祭り。御代田の町が夜の花火と一緒に、ド迫力のクライマックスをお楽しみください!
※お祭り当日、龍神の杜公園前は通行止めになります。
※毎年7月最終土曜日開催
寒の水kan no Mizu
日本一寒いイベント!・・・と言っても過言ではないこの寒の水。
冬の寒い日は氷点下2ケタにもなる冬の御代田、さらに一番寒いとされる大寒の日に、冷たい水をかぶりながら「無病息災」「五穀豊穣」を祈願する年中行事です。
水行者たちは、ふんどしとわらじ姿で、わらで作った兎巾(ときん)を頭に、水をかぶります。熊野神社までの道を何度も走って往復し、頭の兎巾を神社に奉納して祈願終了。
昔、この時期の水は大変質が良く、雑菌の繁殖をおさえられたため、この時期に仕込まれた味噌や醤油は珍重されてきたのだそう。特別な水だったんですね・・・。
この行事、御代田町民はもちろん、御代田に住んでいなくても参加できるようです。
もはや気合のみ!?いえいえ、地域を想えばこそ
水をかぶるたびに、『うおぉ〜!』という気合の入った声、そして観衆の拍手。
水しぶきが、ほんの少しかかるだけで悲鳴をあげたくなるほど冷たいのに、裸の全身にかぶるなんてどれだけ勇気の要ることなんでしょう。
でもこの時期、外気温より水のほうが温かく感じることもあるそうで、経験したことのある人にしかわからない感覚だな、と感心してしまいます。
弱音も吐かず、泣きごと言わずこなしてしまう男衆、
地域のため、家族のためにここまでしてくれる彼らが、とってもカッコよく見えます。
神様が願いを叶えてくれることももちろんですが、このような行事を通じて地域や家族が互いを大切に想い、
いたわりたくなる心が生まれ、結果、無病と豊穣がもたらされたのかもしれませんね。
どうです?参加してみたくなりましたか?
寒の水が催されている間、御代田名物の『おにかけうどん』がふるまわれます。
冷えた身体をうどんで温めながら、御代田の伝統行事に触れてみませんか。
きなんしまつりKinanshi Maturi
見るのはもちろん、参加すれば尚楽しいイベント。子どもの参加や作品展示も受け付けてくれます。エントリーに関する詳しい説明は8月にエコールみよたで行われます。芸術の秋にどっぷり浸かってみよう♪
- しゃくなげ公園まつり
- 毎年5月に、真楽寺で行われる「浅間しゃくなげ公園まつり」。
屋台村やスタンプラリーが催され、ご当地キャラクターたちも大集合。
みよたうんのフォーカスのコーナーでもご紹介している「堀篭達雄さん」から寄贈された淡いピンクに色づいたしゃくなげ。しゃくなげは実はお花の見頃が短いのです。
見頃に行われる1日だけのおまつりで、大いに花を愛でましょう!
※開催日は毎年変動(要問合せ)
※真楽寺の駐車場は利用できません。やまゆり工業団地と会場を結ぶシャトルバスを利用してください。
問い合わせ先:御代田町観光協会(御代田町役場商工観光係内)
TEL:0267-32-3111
- ふれあい広場
- 例年5月ゴールデンウィーク明け、龍神の杜公園で行われる福祉のおまつり。
御代田に住むすべての人で、ふれあいの輪を広げ、住みよい町づくりを目指すことを趣旨とした歴史あるイベントです。福祉関連施設からの出店や花苗の販売、歌やダンスの披露。毎年たくさんの人が集まるとてもハートフルなイベントに、是非一度、足を運んでみてください!
※開催日は毎年変動
主催・問い合わせ:社会福祉法人御代田町社会福祉協議会 福祉係
TEL:0267-32-1100
- 小田井宿まつり
- 江戸5街道の一つ、中山道。小田井宿は日本橋から数えて21番目の宿場。
今でも千本格子の旅籠が幾つか残されていて当時の面影を偲ぶことができます。
この小田井宿発足400年を記念し、行われるようになった祭り。
江戸時代末期の文久元年( 1861 )、皇女和宮は、十四代将軍徳川家茂に御降家のため江戸に向かう途中、この小田井宿で昼食のため立ち寄られたとか。その際、胡糊塗の人形が拝領されたと伝えられており、午後一時頃から行われる「姫行列」では、拝領された人形を籠に乗せて、宿場内を歩き当時の雰囲気を再現しています。
毎年8月16日に開催
- 小田井道祖神まつり
- 小田井地区で行われる冬の伝統行事。等身大の立派なわら駒を、子供たちが地区を曳き回し、道祖神にお参りをします。子供たちが曳く小さなわら駒の「わらづと(俵)」には、小豆餡(あずきあん)や黄粉(きなこ)の付いた「おはぎ餅」がくくりつけられており、道祖神にお供えした後これを食べると、その年は風邪を引かないと伝えられています。
毎年2月上旬に開催